2011年08月30日

旅日記

■葉月十八日
(癖の無い丁寧な字で、さらりと書かれていた

呼び水という言葉の美しさが、しみじみと胸の内に染み渡りました

私の一滴を耳にされたどなたかが呼応する
賑々しい日々を思い描いて、静かな日々に浸る

寂しさと幸せの間を行き来する

共鳴を待つ
胸の杯から零れおちた一滴の広がる波紋が届いた先にいらっしゃる「どなた」かの

呼び水という言葉の美しさに、しみじみと私の生を彩る

■葉月二十日
大陸に降り立ってから、初めてハルベルトを観戦致しましたが・・・

うわあああっ

凄い、凄いのです!
飛行機乗りさんの怒涛の勝ち抜きを鮮やかにいなす剣士さん
そこからは手に汗握る、文字通りの一進一退の攻防戦にございました!!

耐えがたきを耐える堅牢なる大将を地に伏せましたのは・・・私の大事な梅の花
私まで誇らしくなりましたねぇ

猫のお嬢さんのご活用が拝見できませんのは残念でしたが、とても楽しゅうございました
いつか千歳も、と夢を見つつ
おめでとう、そして、おめでとうございます!

ちゃっかり勝負にも勝てましたし、ね(笑

■葉月二十四日
気温はまだ揺れ動くそうですが
徐々に夏が終わりを迎えますね

私の生家に程近い村では梨の栽培をしておりました
このぐらいの時期になりますと盛りを終えた緑の青くささと、澄んでいながら甘い芳香が広がります

井戸水で冷やした果実を口いっぱいに含む
爽やかな汁気が私の血肉になる
夏は、私をあの土地に還らせる
私は、夏になれば何時だってあの家に帰られる

夢は今も廻りて 忘れがたき



(ぽた、と

(日記帳に一滴分のたわみ


フィール殿、おかえりなさい
ルディ嬢、いってらっしゃい
posted by 夏山千歳 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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