2011年01月16日

彼女の話 『名前を呼んで』

以下、千歳とムーンのやりとりになります
今回のことを踏まえて、もありますが、それだけではなくムーンという一人へ千歳自身の考え方等が記されております
(自問自答形式に近い文章なので、お嫌な方は回れ右で)

この記事で今回のことに関する背後的、RP的な行動は完了予定です
個々への伝言等は、まだあるかもしれませんが、ご了承くださいませ



首筋に暗証コードをなぞる。
機械人形の少女は、目を覚ます。


..

「・・・にゃ、ぅ」
「おはようございます、ムーン」
「にぅ・・・?
ムーン、おねむしてたですか?
んにぅ」
「はい、強制的にスリープモードを発動させました」
「??」

「千歳はあなたに謝らねばなりません」
「にゅ・・・?」
「千歳のせいであなたの知らぬ所で、あなたに不愉快な思いをさせました。
あなたの管理を怠ったのなら、それは持ち主である私の責任になります」
「・・・に・・」
「ごめんなさい・・・千歳は、あなたの名誉を傷つけました・・・」
「・・・・・。

ムーンは、わるいこと、したですか?」
「・・・責任は私にあります」
「ムーンは、わるいこと、したですね」
「・・・」
「かすみてんちょーは言ってました、てんぽのきょーどーせきにんだって」
「・・・・・?」
「てんちょーがごめんなさいするです。
でも、まちがったひとも、ごめんなさいするです」
「・・・霞殿が・・・そんなことを・・・・」
「はい、てんちょーは、やとわれさんだからシビアだって、いつも言ってるです、あはは」
「うん・・・そうでした、ね。
あそこはあなたにとって最初のコミュニティでしたもの・・・ね」
「うん!
ムーン、てんちょーも、ふたごしつじさんも、せばすも、のでちも、らいるも、ひゆーも、ろーぅも、るなさまも、えれんも、ふぁんくらぶも、おきゃくさんも、だいすき!」
「うん・・うん・・・」
「えっと、だから、ムーンは『はんせい』します。
あやまちはくり返さない、を、するです。
やとわれさんはシビアなのです!」
「・・・うん」

「千歳様は、ごめんなさいして、だめだったですか?
まだいっぱい怒られるですか?」
「・・・ううん、そうじゃないの。
ただ千歳が千歳を許しがたい、だけで・・・何方も・・・」
「ゆるすのは、めーですか?」
「・・・許せるほど強く・・・ないんです」
「めーじゃないですか?」
「うん・・・きっと、自分を追い詰める方が、皆様にとって心苦しく感じさせるって、存じております」
「でも、めーなのです?」
「・・・・」
「むー、千歳様はむずかしーことばっかです!」
「・・・あはは、そう、ですね・・・・・。
罪悪感・・・・ばっかり」
「ざいあくかん、ですか?」
「・・・・・。

ええ、自分が、可愛いからの、罪悪感」
「だれにー?」
「・・・いっぱい、あなた、にも・・・」
「ムーンがわるいことしたから?」
「・・・。

あなたの管理が出来なくって・・・主人にもなろうとせず・・・。

・・・・・あなたの個性を・・認めようと、せず・・・。
ずっと淋しがっていたのを知りながら、名を無視して・・・きました」
「・・・」
「あなたの名は、私にとって重く、谷底へ落ちゆく記憶を呼び戻す鍵、で」
「・・・」
「この名でさえ無かったら、慈しむことも・・・できたのかもしれない」
「・・・」
「あなたの名は私の・・・・罪悪感の、ヒトツ、なんです」
「・・・」
「ようやく、気が楽になって、呼べるような気がしていた・・・のに、こんな事になって・・・しまって。
あなたに向ける顔など、無い・・・です」
「・・・」
「ましてや幼いあなたに、こんな酷い事を告げるなんて」
「ちがうです」
「・・・?」
「ちがうです、ムーンはあなたじゃないです。
ムーンは、ムーンです」
「・・・・・」
「ムーンってよばない千歳様、嫌いです。
だってムーンはムーンなのに。
でもムーンは、ごめんなさいされたら、いいよってしなきゃならないです。
だって、みんな、そうしてくれたもん」
「・・・」
「千歳様、ごめんなさいしたら、くり返さないの、がんばるですよ。
できないこともあるけど、がんばるしていったら、いつか、千歳様のいつも言ってた『善い人』になれるです」
「・・・・・ぅん」
「ムーンといっしょに、がんばる、するです」
「うん・・・」
「それで、えっと、ムーンはがんばるする千歳様がみたい、です。
がんばるして、それで、わらう千歳様がみたいです」
「うん・・・」
「だから、ねぇ。

・・・ムーンって、よんで、ください。
ムーンのこと、ムーンだって、みとめて、ください。
ムーンは、ムーンってよばれたい、です」
「うん・・・」
「ムーンを幸せなメイドさんに、してください」
「・・・うん」
「ムーンも、千歳様を幸せな・・・。

・・・。

幸せな、おとーさんに、するですよ」
「・・・ムー・・・ン・・・」
「えへへ、そーです、ムーンはムーンです」
「えぇ・・・うん、うん・・・」
「かんたんなことからで、いーのです。
ムーンはそう思うです。
いきなりケーキつくれないです。
でも、たまごをきれーに割るのからおぼえたら、いつかおいしいケーキができるです!」
「うん・・・ふふ、そうです、ね」
「えへへ、いっしょにおいしーケーキつくるです!
それで大すきなおともだちやせんせいに、食べてもらうです」
「えぇ、一緒に・・・一緒に」
「うん!
おいしい、おいしい、いっぱいで、わらってもらうです。
それはめいっぱい、いーことなのです!」
「えぇ・・・まことに」
「えへへぇ、だからムーンはがんばるです、がんばっておてつだいして、あそんで、わらうです!」
「うん、うん・・・・。

あなたも愛されるようにって気持ちを、いつの間にか忘れておりました。
直ぐには、変われない・・・でしょう。
明日になったら、またあなたの名を、疎むかもしれない。
けれど・・・一緒に、いてくださる、から」
「うん、いっしょに、いるよ」
「頑張れる、私も」
「ムーンも」

「一緒に」
posted by 夏山千歳 at 03:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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